ブログを運営するに当たっての試行錯誤や考えを述べるブログです。
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 ブログをはじめたときは何でも掛かってこいの気持ちで、最悪の事態のひとつとして炎上だって考慮にいれはする。しかし、シミュレーションと実戦は別物で遠慮のない発言はすぐにできなくなってしまうものだ。
 まず自分のブログに愛着が湧く。手入れと発展を繰り返してきたサイトは生きている。運営者にはサイトがひとつの魂をもった存在として感じられるようになる。愛娘をやすやすと危険にさらすことなどできはしない。
 また、ブログはそれ単体の存在ではなく、リンクやコメント、トラックバックで他のブログと結びついた人と人との繋がりの起点でもある。ブログをはじめる時はそれはほとんど意識されないが、時間が経過するとその価値は歴然としてくる。

 失うものが大きくなり自分だけのブログとも言い切れないとなれば、軽挙妄動を慎むだけでなく、冒険的な発言までも自ら封殺してしまう。だから免許を取って一年以内のドライバーが事故を起こしやすいように年を経ていないブログほど炎上を起こしやすい。旅の恥はかきすての気持ちで行動するのと近所の目を気にして行動するのとは全然違う。
 それに炎上という事態に対して防御側は圧倒的に不利なのだ。情報は一方的に握られているし、延べで投入される時間の桁が違う。個人情報を隠しているつもりでも丹念に分析していけば多くのことが明るみにでてしまうものだ――そこまで深く理解された相手に好意をもたれないとしたら人間としてちょっと情けない。
 ともかく炎上を恐れずに忌憚ない意見をいえるのは、よほど自分の発言に背負うものを感じていられる生粋のジャーナリストだけで、楽しくやっていきたいと思っている人間には無理だと思う。

 ただ炎上もグーグルが与えるいくつかの効果と同じようにネットの行き過ぎた加熱を冷却する機能を担っており、一概に否定できる現象とはいえない。それをあまり意識しすぎると窮屈ではあるのだが……。
 アテナイの政治家ペリクレスは強固な政治体制を築いて社会を支配していたが、その時代はもっとも民主的な時代だと民衆に思われていたそうだ。
 発言に暗い影を落とすことなく、さりげなく行動に規範を与えるネット上の要素がより洗練されていく時代がいずれ来るかもしれない。
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