ブログを運営するに当たっての試行錯誤や考えを述べるブログです。
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 今回の記事は「書き方」ではなく「条件」を述べているわけで、読み手には「なるほど」と思えても、書き手には「結局どうしたらいいか分からないよ!」と思えるかもしれない。私にはせいぜい水の透明度をあげるのが限界で、泳ぐ労力は変わらないのだと承知してほしい。
 私のおもしろい記事の書き方マニュアルには「マニュアルどおりに書くな」としか載ってないのだ。


 さて、ニュースサイト運営者をかわいいウサギさんだとしよう。ニュースサイト最適化を目指すサイト運営者は記事という餌を落とし穴の上に撒き、ウサギさんが餌を食べようとして穴に落ちる――リンクするのを望む。
 このときの餌――記事にはどういうものが向くのだろう?一般的にウサギさんたちは飽食状態で(よほど限定された分野のものを好んでいなければ)餌をよりどりみどりで選択できる立場にある(ただし、視界に入らなければどんなに美味しそうな餌にも飛びつきようがない。次回記事で説明予定)。
 なおかつウサギさんのお腹には数十から数万の細菌さんたちがいて、彼らは彼らでウサギさんが食べた餌を美味しく消化すべく待ち構えていることを念頭においた方がよい。

 ニュースサイト運営者としての私が好むテキスト中心の記事には以下の傾向がある。違う意見のニュースサイト運営者もいらっしゃるだろうが、その意見が聞ければさらに理論を強化できるので反論補足大歓迎。

1.新鮮である。
 これは、a.記事の対象が新鮮である場合とb.記事の書き手の感性が新鮮である場合に分けられる。
 aを狙うのであればニュースサイト運営者を含む多数の人が興味を持ち、なおかつ今までに誰も手をつけていなかったものについて記事を書くことだ。本当に新しいゾーンか、何故か空いているゾーンをみつける嗅覚が必要だ。あとは数撃つ根性。
 bはなかなか狙ってできるものではないが今まで散々検証されてきた事柄に対してでも、独自の新しい視点で記事を書くことができるなら相当の武器になる。常人離れした感性を磨くには常人離れした経験をすることだ。人として何かの不適合者になってしまうかもしれないが、そのリスクを犯す価値があると思うなら、あるいはもともと変人ならば志してみるのもよいだろう。
 aは新しい素材、bは新しい調理法である。しかし、aとbを同時に提供してしまうと次の2に反し、あまりに先鋭的過ぎて受け容れられない可能性がある(でも大好きだ)。abの錬金術に挑戦したい場合はまずbを満たした記事を多く書き、自分のセンスが読者に浸透してからaに取り掛かるのが良い。

2.わかりやすい。
 ニュースサイト運営者は多くの記事を見るのに忙しい。ニュースサイトを頼りにする人はたぶんもっと忙しい。どんなに優れていても難解にすぎる記事は受け付けてくれない。形に凝りすぎて食べ物かどうか判断しかねるレベルに到達した美味しい飴細工よりも、美味しい棒つきキャンディーが好まれる。
 これは時に書き手にとって書くことの楽しさを放棄させることになる。もてる技術の全てを込めてはいけないことがあるのだ。漫画やアニメを扱ったサイトならキャプチャー画像を使用するのが分かりやすさを高める簡単な良い手だ。紹介するニュースサイト運営者に著作権で訴えられるリスクはない。
 お腹の調子を気にするウサギさんは細菌さんが消化しやすい餌を選択する傾向が強いので、よりわかりやすさを重視する。

3.手がかかっている。
 軽いアイデアでちょいちょいと仕上げた記事よりも、アイデアをどんどん発展させていって入念に仕上げた記事のほうが好まれる(ただし2に反しない限りにおいて)。これは次回に書く予定の記事も関係する。

4.対象が狭く的確。
 記事の対象がぴったりとニュースサイト運営者の興味にあっていれば当然好まれる。例えば、少年ジャンプについてまとめて書くよりもデスノートについて深い考察を書くほうが取り上げられやすい。2に反しやすいが、常識でないことが常識として通用する相手になら、わかりやすさを保ったままこれを達成することが可能だ。自分が餌を食べさせたいウサギさんのことを良く知るべきだ(究極的には友達になってしまえばよい)。
 また、1aとセットで考えるべき側面もある。
 この要素でリンクしてもらうことができてもアクセス数自体が低くとどまる可能性があることにも留意されたい。たとえば内側からのニュースサイト論は少数のニュースサイト運営者以外にはあまり興味がない。

5.タイトルが人目を引く
 記事のタイトルがわかりやすく、関心を引くこと。ウサギさんにとって記事の内容が味ならタイトルは見た目である。いくら美味しくても見た目が悪ければそもそも口に入れてくれない。
 また、記事の冒頭部分も重要でここでつまらないと判断されるとそっぽを向かれてしまうので、素早く本題にはいるか興味を引きつつ話題に移る。いきなり結論を述べてしまうのもあり。

6.記事の完結性が高い
 完成度が高いのとは少し異なる。その記事を見るだけで要旨を把握できること。他の記事をいちいち参照する必要があったり、前段階として多くの知識を要求されたりする記事は敷居が高くなり、多くの人に読んでもらいにくい。

7.記事の長さが最低限
 記事が長いのはそれだけでマイナス要因になりうる。長いのは必要あってのことでなければならない。しかし、2や6を満たすためにはどうしても記事は長くなる。そこで重要になってくる技術が引用や比喩表現だ。


8.充実している。
 1-4が質について語っているのに対して5は量について言っている。記事ではなくてサイトそのものを紹介してもらう方法である。統計的な価値を持つほどのコンテンツ量を蓄えるにはひたすら時間と手間を掛けるしかない。量が多いほど分かりやすさが重要になってくる部分もある。これほど単純で誰にでもできそうでしんどい手段は少ない。だからこそサイトの充実は運営者にとって、希望であり絶望である。


絶対条件.おもしろい(特にニュースサイト運営者にとって)。
 これは1-5までの総体であると同時に1-5まででは説明しきれなかった何かでもある。
 おもしろいとは何か?と考えることは難解な哲学的問題だ。もう少し定量化できそうな「美味しさ」であっても、味(あまい、からい、にがい、すっぱい、うまい)や、微量の成分による風味、食感、温度、他の食材との取り合わせ、食事を摂る人間の体調などが複雑に絡み合い決定される。
 「おもしろさ」に至ってはどうにも手をつけかねる。ただし、書き手本人がおもしろいと感じている記事なら、それは少なくとも一人にはおもしろい記事であって、多くの人とっておもしろい可能性が書き手本人がつまらないと思っている記事より高いのは確かである。と前回の自分の記事をまぜっかえすことを書いて、まとめたフリ。


補足.テキスト以外のコンテンツ――イラスト、漫画、写真、Flash、音楽などを主力にするサイトが良質な餌を作るには……お分かりですね?もうこれは本人の能力で達成してもらうとして次回に注目してほしい。私にひとつだけ言える事があるとすれば「エロの力は偉大」って事だ。


 次回は、どうやってウサギさんをおびきよせるかについて論じる予定、と言っておびきよせる。


※ニュースサイト運営者をウサギに例えるのはあくまで比喩表現だが、怒られても無理はない。でも、分かりやすかったでしょう?(2ch的にはクマーなのだろうけど、耳が長いということでウサギに)

 次こそはアクセス解析が話に出てくる:【i2i】アクセス解析無料レンタル
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コメント
この記事へのコメント
興味深く読ませていただきました。
補足するとすれば、「記事のタイトル」かな。
いわゆるキャッチコピーですから。
内容を的確に掴んだ題というよりも、読み手が興味を引かれる題の方が、一読者の延長でしかないニュースサイト管理人にとっても効果的ではないでしょうか?

と、進言しておきます。
2006/05/13(土) 23:03 | URL | はし #-[ 編集]
 コメントありがとうございます。

 記事のタイトルは何故か見落としていました。SEOを考えるとそっけなく短い奴の方がむいているのですが、みてもらうには長めの売り文句みたいな奴がいいわけで、両立は難しそうです。
 個人的にはSEOで勝ち目のない記事(ジャンプ感想など)はタイトルに凝るようにする作戦を立てています。

 この記事にはだいぶ前に読ませていただいた、はしさんの記事が影響しているはずです。まとめの時に紹介させていただきますね。
2006/05/14(日) 00:10 | URL | こいん #7rOtuwVw[ 編集]
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