ブログを運営するに当たっての試行錯誤や考えを述べるブログです。
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 流れの早い界隈ではすでに過去の記事になったと思うのだが、なぜ新作のレビューが多いのか?に絡んだ記事を。
 単純に旧作と書かれて思い浮かぶのは30巻近くになる長期連載の過去の大作が多いと思う。しかし、このような作品をレビューしようとすれば焦点をどの部分に合わせるのかが非常に難しくなってくる。内容の変遷もあり、ひたすら細かく追っていけばとりとめもないし、強引にまとめようとすれば作品に対して感想のボリュームが少なすぎる雰囲気になりがちなのではないか。
 対応策としては「セグメント分け」を行うか、一点に注目した考察記事にしたてあげる手段が考え付くけれど――私の場合は無機的なまでに巻で分けてしまうが、強力な武器である「展開予想」は普通は封印されてしまう――どちらにもそれなりのテクニックが要求される。とくに前者はリアルタイムの感覚が響いてくる場合もあるので、新しく旧作レビューを始める人には苦しい。

 そこで見方を180度変えて、大作ではなくその作者の短編集レビューをオススメしてみたい(本当は誰も知らないような短巻で終わった作品を取り上げて欲しいんだけど~)。
 この手段には以下のメリットが存在する。

雑誌感想に近い感覚で書ける
 短編集は当然複数の作品の集合体であるので、ひとつの作品についてねっちりめっちり書き連ねなくても――そうしたくなるものも多いのだが――ひとつひとつ挙げて感想を書いていけば結構読み応えのある内容になる。
 そもそも知られているとは限らないので設定や世界観にも筆を避け、なおかつ今人気の作者のものならそれなりに需要が期待できる。これがアンソロジーになると流石に苦しい。

連載作品との比較が可能
 おうおうにして短編集にはその漫画家が連載作品で描いている内容の萌芽がみられるものであり、そこを指摘していくのは楽しく美味しい。正反対にどのような部分が成長して、変化しているかを追っていくのもありである。
 短編集は中に載っている内容だけで勝負しなければいけない雰囲気があまりないのだ。

話の中で過不足なく完結している
 まぁ、傾向として。長編作品だと枝葉の選定がどうしても不十分になっていることも多いけど――そこから枝をのばして妄想を広げる手もある――短編はページ数が限られているだけに見通しがしやすい。どうせ展開予想の作文が行えないのなら、しっかりと終わったことについて見やすく描きやすいのは助かる。

懐へのダメージが少ない
 1巻なので……これが高価な完全版を全巻そろえる等となると多数の作品についてレビューことは財政的にも難しいだろう。さらに場所も占領しないし、読む時間も圧縮が利く(内容が濃いので普通の1巻分よりは掛かるが)。
 まぁ、あまり気にしすぎるのは楽しい読書の目的がすりかわってしまう事態を招く恐れもあるので、気にしすぎるのもよくない。


 でも、最近は人気作家の短編集じゃないと出版されないんだよなぁ、売れないのは分かるけど世知辛い。
 それでも集英社やスクウェア・エニックスならなんとかしてくれる!印象があったのだけど、今はどうなのだろう?あまり見かけない気がするが……。
 短編集レビューは作品の供給量がちょっとネックになるかもしれない。



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