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 中の人として「漫画レビューサイト」とひとくくりにすることに物足りなさを感じることが増えているので、ひとつの例として分類方法をあげてみる。
 とりあえず私がイメージしてみたのは縦軸の両端に「感想」と「あらすじ」を、横軸の両端に「ネタ」と「考察」をおいた平面だ。

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図1.漫画関連サイトの4象限

 それぞれの両端は絶対調和しない要素とはいいきれないが、内容がまとまった記事を書くときにはある程度同居が避けられる傾向があると思う(つまりサイト単位ではその限りではない)。
 こうして生まれる平面は二つの軸で分断された4つの象限に大別することができる。それぞれ「ネタ・感想」面を1、「考察・感想」面を2、「考察・あらすじ」面を3、「ネタ・あらすじ」面を4としておく。
 で、この4つごとに印象を語ってみると、

1.ネタ・感想に該当するサイトは、管理人の言葉がそのまま楽しめる内容になっているそのキャラクターに依存したサイトが多い。キャラクター自体は天然だったりサイト用に作られたものだったりするのだが、ある種の一貫性と楽しさがコンテンツに与えられるために読者の中毒性が高いといえる。反面、合わないところにはとことん合わないわけで嫌われることも少なくないのではないか。
 もっともパンツ脱いでいるので負担が大きいが、その分やってる人間も楽しめる場合はとことん楽しめる。

2.考察・感想にあたるサイトは多数派の一極を形作っていて(基本的には感想よりが非常に多いものの)元気な分野だ。いわいる「語る」サイトであるといえる。感想と考察が両立してしまうのは感覚的なものが通用して、ある程度は作者の匙加減のメディア、漫画らしい現象だろう。特に読みこんでいる運営者の感想にははっとさせられるものがある。
 記事の生産性が高く、その量でも圧倒的なのが特徴。いったんペースを掴むと衰えに強い。

3.あらすじ・考察系のサイトは少ないというか目立つのが難しい。基本的に深く狭くやっていくタイプだからだ。ともかくとことん行くので勢いまかせで矛盾の多い作品には向かない問題もある――それでも細かい要素までひっぱりだして理屈付けするのもこの手のサイトのパワーではあるのだが。
 そして、一撃炸裂したときの破壊力については目覚ましいものがある。読者個人の視点からも、サイト運営からの視点からも。だが、よほどメジャーな作品についてやっているのでなければ基本的には運営者の行者的姿勢に支えられていると思われる。

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図2.私が考える狭義の漫画レビューサイトは2~3にかけて分布する。

4.ネタ・あらすじを扱うサイトはニュースサイト界隈ではお馴染みの存在といえる。弾数がでて優れた考察並みにフック力が強い、これらが勢いに乗っているときのヒット数と他のタイプのヒット数を同列にカウントするのは釈然としないものがあるくらいだ。通常はキャプチャー画像を使うサイトが多く、あまり文章で凝ってくるタイプは1に近づいてくる印象――私がたまにやる改変ネタはモロにここかもしれないが。
 肝心のネタが運営者の着想よりも作品そのものが保有するネタ性に頼っている場合(狭義のネタバレサイトになるのか)はいささか創造性に欠けるきらいがある。

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図3.いちばん多くの読者を集めやすい(だが競争率も高い激戦区の)界隈はこの辺?


 以上、並べてきてみたがあくまでも傾向であって、いつもはネタに走っているサイトが突如読み応えのある考察をアップすることもあるだろう(その逆も)。連載作品の一話ごとに感想を書いているようなサイトは記事の内部ですら上下をゆらゆら行き来している現象が認められる。その産物はあらすじのパンと考察やネタで味付けられた感想の具によるサンドイッチになる。
 事によっては軸線上にしっかり乗っているサイトもあるかもしれない。浮動もなくあらすじ線上にどっかり載っているサイトは著作権的に真っ黒なのでいただけないが……。

 こういう分類は実際にどこに当てはまるのか、だけではなく、運営者がどこにもって行きたいかも重要だ(1の天然さんだけはどうにもならないけどさ)。さて、あなたはどんなサイトが読みたいのだろうか、どんなサイトにしたいのだろうか。

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ハヤテのごとく!考察の考察その2 ハヤテのごとく!の考察にはどんな種類があるか?

360.jpg
図4.ちなみに私の360度の方針転換はこの範囲のつもり(重心は色の濃い点)。偉そうなことを言って分類が活かせていない!というか、手を広げすぎというか……。
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とあるブログの舞台裏 漫画関連サイトの4象限 これは面白いです。書いている人は自分がどこに分類されるかを考える楽しみがあるし、読んでいる人にとっても自分がどこに分類されるサイトを好んでいるかを考える楽しみがあります。 漫画レビューサイトというくくりで考える
2008/11/20(木) 21:20:48 | tanabeebanatの日記
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